1959年、ハーフサイズカメラのオリンパス・ペンが発売されました。 1958年から「6000円で買えるカメラ」として開発されたペン。 当時はまだフィルムが高価だった時代。 24枚撮りのフィルムで48枚撮れる経済性が受けて、大ヒットになりました。 それまでもハーフサイズカメラはいくつか発売されていたようです。 それまでの機種との違いは、レンズの性能でした。 ハーフサイズカメラは、引き伸ばす機会が多いため、画質が悪くなりがちでした。 この点に妥協しなかった技術者の米山美久は、高性能のズイコーレンズの採用を決め ...