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フィルムカメラを持ったらこれ!初心者にもおススメのフィルム5選

デジタルカメラからカメラを始めると、いつかは使ってみたいと感じるのがフィルムカメラ。

デジタルが主流の今、もう扱っているお店が少ないのではと思いがちですが、

家電量販店には今でも多数のネガフィルムが並べられています。

今回は、フィルムカメラを持ったら試したいフィルムを紹介していきます。

フィルムが違うだけで、写真の仕上がりが違ってくるのはフィルムカメラの楽しみの一つです。

初めてでも汎用性が高いISO感度400のフィルムを中心にしていきます。

400を基準に高低があるので、お好みで探してみてください。

カラーネガフィルム3選

まずが店頭でも種類が一番豊富な、カラーネガを3本紹介します。

富士フイルム 業務用

いきなり業務用からの紹介です。

なぜか?それは、業務用=プロフェッショナルが使うフィルムだからです。

パッケージも簡素化されていて、価格もわりと安価です。

たくさん写真を撮るために使うフィルムなので、個性が強くない点では、

フィルムカメラデビューにはうってつけです。

スナップでもポートレートでもキレイに撮れます。

小さな頃に親御さんや親戚の方に撮ってもらった懐かしい風合いの写真。

「フィルムの写真ってこんな感じ!」と思いだすような感じです。

フィルムカメラに慣れるために、このフィルムで試してみるのも良いでしょう。

ISO感度が100と400があります。

好みにもよりますが、手ブレが気になるなら400、ボケを楽しむなら100で良いかと思います。

デビューなら400が個人的にはオススメです。

富士フイルム SUPERIA PREMIUM400

富士フイルムの商品の中でスタンダードなものになります。

富士フイルムのスタンダードといわれているフィルムはいろいろありましたが、

販売が終了してしまうものが多く、残念がるフィルム愛好家が多いです。

そんな中で2019年の現在でいえば、このSUPERIA PREMIUMがスタンダードという声は多いです。

コダックのフィルムに比べると、赤みがやや強く出るのかなという印象ですが、

人物の表情はイキイキと撮れるように感じます。

コダック PORTRA400

とにかくキレイな映える写真が撮りたい!

そんな方は是非試してみてください。

彩度やコントラストがキレイに出るPORTRA。

さきほどの2つと違うのは、青みの出方かなと感じます。

風景を撮影した時に、雰囲気がとても良くでます。

晴れや曇天など、

コントラストがハッキリしているのでボヤけた感じにならずに撮れます。

モノクロネガフィルムならこの2つ

富士フイルムがモノクロフィルムと印画紙の販売を終了したり、

フィルム自体の値上がりなど、

ランニングコストの悩ましさを抱えるモノクロフィルム。

しかし、2016年にオリエンタルから新しいモノクロフィルムが販売されたことからも、

フィルムカメラユーザーからも根強い支持があります。

初心者から使えるモノクロフィルムを2つほどご紹介します。

コダック Tri-X

1954年発売のモノクロフィルムです。

60年超えのロングセラー。

ベトナム戦争などの国際紛争で現地のカメラマンが愛用していたと言われているのが、

このコダックのTri-Xです。

モノクロ写真の暗部の濃淡が、見たままの風景のように美しく映されます。

芸術性が高いということで、定番ながら評価の高いフィルムです。

コダックのモノクロフィルムの中では現像液が合わせやすいというのも、Tri-Xの特徴のようです。

レンタル暗室や自宅など、セルフで現像に挑戦したい方にも向いていそうです。

オリエンタル ニューシーガル400

2016年発売のフィルムです。

市販されているモノクロフィルムの中では比較的安価で入手できます。

コダックなどの他のメーカーに比べても遜色なくキレイに映ります。

暗部の深みは人それぞれ好みがあるかもしれませんが、

複雑な深みもしっかり再現されている写真も多く、安かろう悪かろうというわけではなさそうです。

カラーを撮って、今度はモノクロも撮ってみようかなという方にとっては、

ハードルが高くなく挑戦できると思います。

このオリエンタルのフィルムとコダックのフィルムを撮り比べてみると、違いがよくわかるように感じます。

街の写真屋さんなどで現像してもらえる!ネットショップも賢く利用

フィルムは街のカメラ屋さんや写真屋さんで現像とプリントがしてもらえます。

カラーだと1時間弱で仕上げてくれるお店もあります。

さらに、デジタルデータ化してCDに保存してくれるサービスもあります。

現像とデジタルデータだけをお願いして自宅でプリントしてみるのも面白いですね。

フィルムの現像を急がない場合、ネットで現像をお願いするという方法もあります。

5本くらいとまとめて送ると、1本あたりの単価が安くて済みます。

特にモノクロの現像は、実店舗で取り扱っているところが減ってきています。

こういった時はネットでモノクロ現像ができるショップを探す方が賢明かもしれません。

フィルムで風合いが変わる、奥深いカメラの世界

デジタル主流になった今、ハードルが高く感じるフィルムカメラですが、

まだまだフィルムの種類は豊富にあります。

ブログやSNSで現像したものをアップしている方も多いですが、

その写真を見ているだけでもフィルムの違いが良くわかります。

フィルムを撮り比べて、デジタルにはない独特の写真を楽しんでみてください。

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